シーソラプチ川
みんなの遊び場シーソラプチ川
楽渓社のラフティングで川下りする川の名前はシーソラプチ川といいます。
その川を5.6kmほどの距離を50分から1時間半程度の時間をかけて下ります。昔先輩たちから聞いた話では7kmとか6kmとか言っていましたが、実際は5.6kmのようです。
「シーソラプチ川」はアイヌ語由来です。
意味はシィ-ソ-ラプチ-ペッ si-so-rapci-pet 本当の・滝が・ごちゃごちゃ落ちている・川だそうです。
余談ですが、地名としてありがちなのが本流を意味するシーは「支」、支流を意味するポンは「本」などと漢字を当てられがちです。つまり本流には支流の「支」をつけて、支流には本流の「本」の漢字をそれぞれ当て字として意味は逆に音だけ使っているんですね。もしかするとこれ、江戸明治の和人がおもしろがってつけてたらと考えると楽しくなりますね。
ですので実際にはないですが、「シーソラプチ川」は本流なのに「支空知川」となりそうです。
道内の地名には川にちなんだ名前が大変多く、シー、ポン、ポロ、ペンケ、パンケ、ぺッ、ナイなど。それぞれの意味はご自身でお調べいただくとして、人が生きる上で水がいかに大切なものなのかと思い知ります。
「滝が・ごちゃごちゃ落ちている」の部分はいろいろ調べると富良野市からさらに下流にある滝里にある空知大滝を指しているようです。実際見に行くと高さはないのですが、複雑な岩を流れ落ちる結構見ごたえのある滝です。
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