楽渓社

ライフジャケット

LINEで送る
Pocket

ライフジャケットについて


みなさまの水上活動での身体の安全を守る最重要装備になります。
日本では一般にライフジャケットと呼称されますが、ラフティングにおいてはPFDと呼称されます。
PersonalFlotationDeviceの頭文字略称ですね。
厳密には下表のTYPE Aがライフジャケット(救命胴衣)船舶や航空機に搭載される物
TYPE D以下がPFDになるでしょうか。アウトドア舟艇に使用される物

PFDを着る最大のメリットは浮くことです。
泳げない方でも、意識を失った方でもとりあえず浮きます。
ベストとして胴に装備するので浮けば水上に頭が出ます。
目的は呼吸の確保なんですね。

人の体重のおよそ1/10が頭部の重さだそうで、浮力が7.5kgもあればほぼすべての大人の頭を水上に出せます。
人は水と比重が近いので淡水で息を吸えば浮き息を吐けば沈みます。
そこで浮力を7.5kg足せば頭部が常に水上にでるというわけです。

なので、突然の落水や川での水遊びに対応するためにPFDの装備が絶対に必要になります。
ボート上でPFDのバックルやチャックを外したがる方を時折見受けますが、安全のために不用意に外されないことをお勧めします。
命に係わるガイドの指示になりますので、聞いていただけない場合最悪ツアーの中止の措置を取らざるをえない場合があります。

参考資料

タイプ  反射材  ホイッスル  浮力 
TYPE A  赤やオレンジ 反射材つき ホイッスルつき  7.5kg以上 
TYPE D 自由 反射材つき ホイッスルつき  7.5kg以上 
TYPE F 自由   -  - 7.5kg以上
TYPE G 自由   ー  - 5.85kg以上 

楽渓社で使用するPFDはホイッスルがついてないのでTYPE Fになりますね。

原典:国土交通省
https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk6_000011.html
https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk6_000017.html

この記事を書いた人

(92

楽渓社代表鈴木邦之です。川では(くに)が呼び名です。 横須賀から富良野に住み紆余曲折の後にアウトドアガイドになり早20余年。今やベテランといわれるガイドになりました。時にはうっかりお客様よりアウトドア遊びを楽しんでしまうようなガイドです。お越しの皆様の川遊びの楽しいひと時をご案内させていただきます。よろしくお願いします。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

前の記事へ

次の記事へ

アクティビティの参加についてご質問がある方はお気軽に

お問合せはこちら お問合せはこちら arrow_right
PAGE TOP